JSバッハの作品だけを歌うバッハ専門合唱団です。
ロ短調ミサ、クリスマスオラトリオ、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲を順番に定期演奏会で演奏しておりましたが、コロナ感染症の影響があり近年この順番が乱れております。 2024年3月に「ロ短調ミサ」の演奏会を終え、2024年3月21日より「マタイ受難曲」を練習しております。
東京JSバッハ合唱団は1982年に現在の指揮者である高橋誠也先生により創立されました。
バッハのカンタータやモテットを中心に演奏活動を行い、1992年の創立10周年に初めて大曲ヨハネ受難曲を演奏しました。
1995年よりマタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ミサ曲ロ短調、クリスマス・オラトリオを繰返し演奏しています。
1998年にはライプツィヒの聖トーマス教会カントールのG.Chビラー氏を迎えヨハネ受難曲を演奏しました。
2000年のバッハ没後250年の記念すべき年には、ドイツ演奏旅行を実施しトーマス教会・ニコライ教会ほかバッハゆかりの教会で演奏会を開催しました。
2018年1月21日にクリスマスオラトリオを新宿文化センターにて演奏しました。また2019年3月30日マタイ受難曲を、杉並公会堂で演奏いたしました。その後コロナ感染症の影響で定期演奏会ができない状態が続いておりました。2024年3月9日にロ短調ミサ曲の演奏会を開催する予定です。
指揮者の高橋誠也先生の曲の全体像を意識した音作り、曲作りの練習指導により、バッハの音楽の崇高さをさらに深く感じることができます。 高橋誠也先生のバッハの音楽のさらなる高みへの追及は止むことがありません。 4年おきに同じ曲を演奏していますが、その演奏は新たな解釈、指導方法の改善により毎回確実に進歩しています。
バッハの音楽に造詣の深い団員より曲の宗教的背景や言葉のわかりやすい解説があります。
各パートにいる研究員指導者から毎回、パート毎に発声、歌い方の細かな指導を受けうけることができます。 特に永島陽子先生の御自身の渡欧生活の経験に基づいた丁寧なドイツ語の発音指導は、感動すら覚えます。
以上のように、当団では指揮者の総合的な指導、研究員指導者による丁寧な指導を行っております。 ただ楽譜通り歌うのではなく、よりバッハに近づいて歌うことができるようになります。
その結果、演奏会では誰もが最高の感激を持ってバッハの曲を作りあげる事が出来ます。